【ウェリントン観光】国立博物館TE PAPA TONGAREWA 〜TE TAIAO NATURE編〜 ニュージーランドday10

 

2020_01_27

 

ウェリントン到着2日目

 

ウェリントンにはニュージーランド国立博物館

「MUSEUM OF NEW ZEALAND TE PAPA TONGAREWA」があります。

こちらは観光地としても有名で、老若男女問わず連日たくさん人々が訪れています。

そんなTE PAPA tongarewaの魅力についてご紹介!

 

 

皆さんいきなりですが、博物館は好きですか?

博物館なんて小学校の課外授業で行ったくらいだよーなんて人も多いのでは。

しかし、今回紹介するTE PAPAは博物館好きの人にもそうでない人にも

是非お勧めしたい観光スポットです!

建物自体が36千平方メートルもある巨大な博物館 TE PAPA。

今回は、その中でもメインの常設展である〈TE TAIAO NATURE〉をご案内します。

 

【巨大な博物館で楽しむ展示の数々】

建物を入ってすぐの階段を登ると見えてくるこちらの常設展

TE TAIAO NATUREではニュージーランドの歴史や自然、マオリ文化などを

解説を見ながら学ぶことができます。

常設展TE TAIAO NATUREの写真

TE TAIAO NATURE

 

TE TAIAO NATUREは大きく分けて4つのブースに分かれています。

 

〈ブース1:Unique NZ〉

壁一面を使った大きなスクリーンの通路を抜けるとUnique NZのブースになります。

ここではニュージーランドに住むユニークな生物達の模型や剥製が展示されています。

高い天井から吊るされた巨大な生物の模型やプロジェクトマッピングを使った展示など、わくわくする仕掛けがたくさんあります。

 

〈ブース2:Active Land〉

Active Landのコーナーではニュージーランドの活火山や地震について学ぶことができます。

2011年ニュージーランドクライストチャーチで発生した大地震についてのコーナーもあり、被災者の方々が当時を振り返っているインタビュー映像などを観ることもできます。

 

〈ブース3:Nest〉

Active Landのすぐ横にある鳥の巣を模した円形のコーナーがNestです。

ここではニュージーランドに生息している鳥達の写真と、その鳴き声を聴くことができます。

人間がニュージーランドにやってきて以来、55以上の種が絶滅しているとされています。

Nestでは、そんな現代には存在しない鳥達の貴重な鳴き声も聴くことができます。

 

〈ブース4:Guardians〉

Guardiansではニュージーランドの生態系や自然をどのように守っているか、その取り組みについて知ることができます。

そして、こちらのブースで一際人々の注目を集めているのが、巨大なダイオウホウズキイカの生物標本です。その捕獲と搬送の難しさから、ダイオウホウズキイカは原形を保ったまま研究施設まで持ち込まれる機会が少ないそうです。

ダイオウホウズキイカの全身標本は、世界でもこのTE PAPAでしか見ることができません!(2022.04.18現在)

ダイオウホウズキイカの写真

ダイオウホウズキイカ

 

【国営ならでは!入場料無料】

TE PAPAは国営なので入場料が無料なのも嬉しいところです!

メイン常設展であるTE TAIAO NATUREももちろん無料でみることができます。

企画展の中には有料のものもあるようですが、私が行った時には24の展示のうち

有料のものは1つだけでした。

こんなに大きな博物館をほとんど無料で楽しめるのはさすが国立博物館ならではですね!

現在催されている展示はTE PAPAの公式ホームページから随時チェックすることができます。

(公式ホームページは英語表記です。Googleの翻訳機能を使うと日本語で閲覧できます。)

 

【見るだけじゃない、子供も大人も楽しめる体験型博物館!】

私がTE PAPAに訪れた日には、家族連れもたくさん見かけました。

冒頭でも「老若男女問わず」と言いましたが、TE TAIAO NATUREでは子供も楽しめる体験型の展示がたくさんあるのも魅力の一つです。

その中のいくつかを写真とともにご紹介したいと思います。

 

〈Earthquake House/ブース2:Active Land〉

地震の揺れを体験できるコーナーEarthquak houseの写真

Earthquak house

こちらは1998年にTE PAPAが開館して以来ずっと人気を誇っているEarthquake Houseです。

家の中に入るとスクリーンに男の子が登場し、私達に話しかけてきます。

私達がその男の子の家を訪れたときに地震が発生するというストーリーのようです。

2011年のクライストチャーチでの地震を再現しているそうで(Earthquake Houseは2019年にリニューアルされています)、マグニチュード6.3の揺れを経験することができます。

 

Tsunami Tank/ブース2:Active Land〉

津波を起こす体験ができるコーナーTsunami tankの写真

Tsunami tank

こちらは自分で津波を起こす体験ができるコーナーです。

タンク右下に設置されている赤いレバーを引っ張って離すと、タンクの中の水が振動し

波がつくれるという仕組みです。

レバーを引く強さや離す勢いを変えて小さい津波や大きい津波をつくってみましょう。

 

〈The Deep/ブース4:Guardians〉

深海魚について知ることができるコーナーThe deepの写真

The deep

こちらは撮影スポットとして人気のコーナーです。

少し強面の深海魚の口から顔をのぞかせて写真を撮ることができます。

深海をイメージして薄暗くなっており、壁に設置されているボタンを押すとガラスの奥の深海魚が青い光に照らされて浮かび上がります。

 

【疲れたら一休み!快適な2つのラウンジ】

館内には常設のカフェなど休憩エリアが設けられていますが、常設展であるTE TAIAO NATUREはそれだけで広いため、展示内に休憩用のラウンジが2箇所設けられています。

〈Backyard〉と〈Treehouse〉と名付けられた2つのラウンジはどちらも広々としていて居心地のいい空間となっています。

Backyardでは自然をテーマにしたイベントが行われることもあるようです。

Treehouseの壁には本棚が設置されていて自由に読書を楽しむことができます。

大きな窓から差し込む光も心地よく、ついつい長居してしまいそうです。




以上、ニュージーランド国立博物館TE PAPA TONGAREWAのメイン常設展

〈TE TAIAO NATURE〉についてご紹介しました。

TE PAPAには今回ご紹介した展示の他にも20を超える展示が常に催されています。

来館する際には時間に余裕を持って展示の数々を存分に楽しんでみてください!



それではまた!